参宮橋のアートギャラリー
ピカレスク様にて開催中(12/25まで)
の「雷 擬獣化展」
に4点の作品を出展中です。
初めての立体作品です。
様々な形でお力添えいただき
ご縁もいただき、大変感謝しております。
#4696A4
立体作品の制作と並行して
平面作品も自主制作しました。
雷獣たちに絵具を塗った後
同じ絵具をどんどん画面に載せていきました。
「同じ釜の飯」ではありませんが
同じパレットの絵具を使った作品です。
(正確には、パレットではなく深さのある容器でしたがとにかく、まさに同じ絵具を使いました。追加はしないで、使い切って終了にしました。)
私は、あまり絵具を水で溶いたりしないのですが、今回は水も使いました。
水は、雷と関係あるからです。
普段私が水を使わない理由は、加減がわからず絵具を出し過ぎてしまうからです。
破棄するのはしのびないのです。
絵具をつくってくださったかた、一時的に保管してくださったかた、届けてくださったかた・・・それから原材料たち・・・。
色々のリレーのアンカーが私だと思っています。
しかし、水を使わずに筆を洗うのと、水を使って絵具を溶くのと、どちらが無駄になる絵具が多いのだろう?とあらためて考えました。
もしかしたら、どっこいどっこいかもしれません。
新しい表現にもチャレンジしたく、雷が水と関係あるということも手伝い、今回の制作では水で絵の具を溶くことにしました。
そして、相変わらず多めにつくってしまったわけですが、それを平面作品に用いました。
雷獣たちの制作を終え、この絵の制作も中断しました。
立ち止まって見てみると、いつのまにかとても美しい絵ができていました。
元々は、かしぐねを描こうと思っていたのですが、色も形も余りの絵具を使うので、くじ引きみたいな感じでした。とにかく描いていきました。
結果的に、かしぐねっぽくはなりませんでしたが、大変美しい樹が現われました。
もっと描き進めようかとも思いましたが、このままの状態でしばらく眺めていたくてそっとしてありました。
それに、もう、雷獣たちの制作は終えたので、これ以上加筆したらコンセプトからずれてしまう気もします。
今、この動画の文を書いている時点では、もうこれで完成にしようかなという気持ちが強くなっています。
支持体の角をほんのり丸くするのも試しました。
今回の撮影は2種類のカメラで行いました。
撮り比べて今後に活かします。
ありがとうございます。